ほたるちゃんにインタビュー!! 台北 / 吉原｜ ソープランド情報サイト 夜遊びソープ

──お淑やかな雰囲気は、綺麗な黒髪だけのせいではない。上品な話し方、包み込むような雰囲気の「ほたる」さんから、僕は〝色気〟を感じた。

「ほたると申します。よろしくお願いします」

──早速ですが、入店はいつ頃になりますでしょうか。

「二ヶ月ほど前です」

──それまではどちらに？

「出身が東京ですので、地方に出稼ぎに出ていました。でも、コロナのせいで遠くに行きづらくなってしまいまして。この歳になって、初めて吉原に来ました」

──この歳なんて、全然お若く見えますよ。

「ありがとうございます」

──艶かしい香りがするのは、さっきまでプ○イをしていたせいだろう。彼女は「台北には、お店にお客様がついているので大切にしたい」そう言った。

「セ○クスが好きなんです」

──いいですね。出勤はどれぐらいのペースで？

「週三回ぐらいです」

──それ以外の日は、どう……されてるんですか？

「恥ずかしながら、自分で……」

──じゃあ、週四回はオ○ニーされてるんですか？

「いえ、それは毎日です」

──毎日？

「いや、もちろん、しない日もありますよ。でも、まあほとんど毎日してるかもしれません」

──まるで男子高校生じゃないですか。

「はい……でも、やはりオ○ニーだけでは満たされないので、出勤が楽しみで仕方ないんです。今日もセ○クスできるって」

──どんなセ○クスが好きですか？

「〝なんでもござれ〟です」

──ほう。それは心強い。

「最近は若いお客様がよく来られます。それこそ、女性経験が少ない方から〝童貞さん〟まで」

──ソープで働く女性は童貞に優しい。処女や清楚な女性と違って、一般社会で〝男の経験不足〟は揶揄される対象になる。日本中歩き回っても、〝童貞さん〟と呼ぶのは、吉原の姫たちと皮肉口を叩く映画女優ぐらいのもんだ。

「若くて経験の浅い人が来たときは、イチから教えてあげるんです。女性のことを。触り方や舐め方。勿論、私好みですけど」

──なるほど。

「それで、Mットでは私が責めるので、もうねっとりと……。真の髄まで絞りとっちゃいます」

──す、すごそうですね。是非体験してみたい。逆に、責めたいお客様が来られたら、どうされるんですか？

「それも嬉しいです。元々〝ドＭ〟ですので」

──ドＭときましたか。今までどんなことをされましたか？

「私いつからか、革で縛られることが好きになってしまったんです。目隠しをして、おもちゃを入れながら放置されると、すごく興奮しちゃいます」

──革で縛るなんて本格的ですね。

「昔付き合っていた彼が、そういうプレイが好きで。今では〝革〟が目に入るだけで濡れてしまいます」

──「ほたる」さんはそう言って、目線を下に向けたような気がした。そのときはなにも思わなかったが、きっとスーツを着ている僕の〝革のベルト〟を見ていたに違いない。ああ、なぜ気付かなかったんだ……インタビューを終えて事務所に戻ってから僕はふと思い返した。

──趣味はありますか？と訊いてから、しばらくは読書の話題になった。おすすめの本を教えてもらい、彼女は僕が持っていた本の写真を撮った。

「これ読みます。すぐ買います。海外の作家さんはあまり読んだことがなかったので」

──僕が持っていた本は、洋書を翻訳したものだ。村上春樹やら東野圭吾ならミーハーな印象を与えかねないが、海外の作家ならば格好がつく。それに、自分が持っている本を「買う」と言われて、嫌な気分になる読書家はこの世にいない。

──それにしても持っている本が、黒の表紙の素敵なデザインのもので良かった。勉強のためとはいえ、ＢＬ物や官能小説だったら、目も当てられない。

「本っていいですよね。セ○クスも好きですけど、旅行も好きですけど。なんか癒される……」

──彼女のことを羨ましく思った。旅に出ては本を読む。仕事は大好きと豪語するセ○クスで、なに不自由ない。「いいですよね……」と僕は同調して言った。

「はい」

──彼女は微笑んでから返事した。嫌味はなく、皮肉めいたものもない。ただただ僕の言葉を聞いて、にっこり微笑んだ。熟女とはいえ、いやだからこそ、教養がある女性は美しい。